注意1:fateもしは電波製なのです。

 注意2:一部のキャラが原作とは性格が異なる場合があります。

 注意3:らっきょの方々の話し方が微妙かもしれませぬ。
 
 
  以上の注意点に気をつけ読んでもよいと思った方は下へどうぞ。




























 月刊 今日の黒桐君 何時もと同じ日常


 「それで、一体私に何の様だ愚昧?」


 え〜と、何か赤い髪の女の人は橙子さんの妹さんらしくて、


 「あらら、そんなこと言って良いのかしら?」

 「なんだと?」

 「これなんだ?」

 「ま、まさかそれは士郎の……」

 「そ、士郎の手作りクッキーセットよ!」


 どうやら士郎君の知り合いらしい。


 「よこせ!」

 「ふーん? そういう態度で言いのかな姉貴?」


 それにしても仲が悪いのかなこの二人?


 「くっ! な、何が目的だ?」

 「べ〜つ〜に〜、ただ自慢に来ただけ〜」


 その言葉を聞いておもむろにトランクを出す橙子さん。


 「……本気なの、姉貴?

  この場で私達が戦りあったらどうなるかぐらい解るでしょ?」

 「ふんっ! お前の屍が晒され……いや、跡形も残らんか」 

 「へ〜、マジなわけね?

  良いわよ。とことん戦ってやろうじゃない!」

 「あの……そんなことより僕の給料を払ってくださいよ」


 確か少し前に士郎君から考えられないぐらいの金額が振り込まれていた筈だ。

 そろそろ給料を貰わないと式と旅行にも行けないじゃないですか。


 「……すまん黒桐。使っちゃった、てへっ♪」


 ああ、これが殺意なんだね式?

 僕も直死の魔眼が欲しくなったよ。


 「君も不憫ね〜」


 ははは、今日初めて会った人に同情される僕って一体……。












       fate/stay night もし39

 
 
 「おい、赤いの。いい加減起きて家の修理を手伝えよ」

 
 倒れて白目向いてる赤いのに優しく言ってやる。


 「……衛宮士郎、欲情を抱いてとっとと溺死しろ!!」


 ガバッと音をたてて赤いのが起き、そんな事をのたまった。
 
 おう、いきなりなんだよ?


 「むむむ、こうなったら火種を増やして……」


 何か物騒なことを考えてる?

 もしそうなら戦友と言えど……サクッと逝っとくか?


 「あっ、士郎おかえり〜」


 ん、藤ねえ……?


 「……聞くけど、何でそんな格好なんだ藤ねえ?」


 そこにはライオンの着ぐるみを着た藤ねえがいた。

 藤ねえなら虎の格好だと思うんだが。


 「だってこの格好じゃないとセイバーちゃんに殺られちゃうんだもん」


 ……そこまでセイバーを追い詰めたのか?

 恐るべし藤村大河、2×才独身、彼氏無し暦=実年齢。


 「ああーー!! シロウお帰り!」


 その声と同じに腹を突き抜ける衝撃。


 「ぐはっ! イ、イリヤさん……?

  いきなり鳩尾にタックルは止めてくれ」


 「え〜! だってシロウが帰ってくるのが遅いんだもん!」


 うむ、むくれたロリ姉も可愛いぞ。

 
 「と、ところでイリヤ、桜はどうしてるんだ?」


 「えっ……? ……私サクラなんて知らないわ」


 無機質な声でそう言い藤ねえを引きずって藤村組に戻っていくロリ姉。

 何があったんですか?

 桜さん、貴女は何をしたとね?

 
 「おうおう、やっと帰ってきたな坊主」


 ん、青いのか。


 「お前さん向こうでも色々やってたみたいだな?

  カーッ! 俺がついてきゃよかったぜ!」


 そうか? お前が一緒にいても何も出来なかったと思うが……。

 
 「とりあえず、お前も手伝え。
  
  ちなみに拒否権はないぞ? 黙秘権は認めるけど」


 「へいへい、もともと俺は手伝いにきたんだし構わないぜ」


 ほう、そうなのか青いの?

 よし、久しぶりにオレ的友情度+13だ。

 もう少しで親友まで逝くぞ、頑張れ青いの。


 「青いの、今日の夕食に一品つけてやろう」


 「マジか!? 肉が良いぞ、肉が!

  いやー、柳洞寺とかいうとこにいたんだけど俺に肉でねーしさ。

  ちょっとお前の料理が恋しくなってたとこなんだよ」

 
 嬉しいことを言ってくれるじゃないか青いの。

 よし、今日は奮発してやろう!


 「ちょっと待って下さいシロウ!

  ランサーだけ一品増やすなど、断じて許せません!!

  お腹がすきました!!!」

 
 セイバー、さっき御代わりを二桁もしたばかりじゃないか。

 って、セ、セイバーさんが燃えているよ!

 バックに獅子の絵が出てるし。


 「その通りですシロウ。

  やはり今日はこちらに帰ってきたばかりですので、

  そ、その精がつくものを……鰻とかスッポンの生き血とか。

  なんならシロウの血でも私は一向に構いませんよ!?」


 ライダーさん、落ち着いてください。

 オレの血なんて美味しくないですよ?


 「シロウの血か〜。私にも飲ませてね?」

 
 アルトさん? 直接ではないですよね?

 そんな事されたら死徒になってしまいますし……。


 「え〜、私はそれでも良いよ〜」

 
 オレが困るわ!


 「……シロウ、今気づいたのですが。

  其処の小娘は誰ですか?」


 い、いきなり聖剣&鎧装備かよっ!?

 それにしてもセイバー、アルトならさっきの飯の時もいたぞ?


 「私はアルト、アルトルージュ・ブリュンスタッド。

  シロウのご主人様よ」


 「な、なんですって!? 

  シ、シロウ!! 何時の間に幼女とそんなマニアックなご関係に!?」


 いやーそれはかなーり昔の御話でして……。


 「大丈夫ですよシロウ。

  今は私の夫なんですから元ご主人様なんてポイです」


 ライダー、何気に素敵発言をありがとう。


 「あ〜。何て言うか、頑張れよ」


 ふふっ。青いの、出来れば助けてください。


 「そうそう、しっろう君は僕との禁断の愛で結ばれてるんだよ。

  だからオバハンやジャリガール達はお呼びでないんだよ」


 フィナ、ゴミに出した筈なのに何でいるんだ?


 ガシャン!


 皿が割れるような音が背後から聞こえ、

 後ろを向けば……し、しゃくらさん?


 「そ、そんな……私というものが在りながら男性に手を出すなんて……。


  先輩…………オンドゥルルラギッタンディスカー!?」


 エマージェーシー! エマージェーシー! 黒桜が咲き誇っています!

 逃げなきゃ駄目だ。逃げなきゃ駄目だ。逃げなきゃ駄目だ。逃げなきゃ駄目だ。

 逃げなきゃ駄目だ。逃げなきゃ駄目だ。逃げなきゃ駄目だ。逃げなきゃ駄目だ!


 「あばよ! とっつぁん!」


 伝説の言葉を残し逃げだ――。


 「先輩、この間合いで私から逃げられるとでも思っているんですか?」


 ――せなかった。

 足元を見れば俺の足が黒い影に飲み込まれている。

 ……そんな馬鹿な!?

 吸い込みですか!? 投げ間合いから明らかに外れてるのに吸い込んだんですか!?

 
 「さ、桜。話せばきっと解るぞ!

  いやさ、その為にこそ言葉は生まれたんだ!」


 だ〜か〜ら〜。

 ……見逃して下さい。


 「ふふ、先輩にはほんの少し調教が必要みたいですね。

  大丈夫ですよ、直に先輩は私の虜です」


 舌なめずりをしながら迫ってくる桜さん。

 ゴッド、帰って来て早々にこの仕打ちは何なんでしょう?

 オレのことが嫌いですか?

 
 「待って下さいサクラ。シロウに仇なすとあれば私が相手になります!」


 セ、セイバー!

 オレは信じていたぞ。お前ならオレを見捨てないって!


 「私の邪魔をするんですかセイバーさん……」


 「もちろんです。料理を作ってくれなかった貴女は私の敵です!」


 うう、涙が出てきそうだよ親父。


 「それではサクラはセイバーと汗を掻きあっていて下さい。

  私はシロウと……にや〜」


 ライダーさん、その怪しいニヤケ顔は何ですか?

 お子様が見たら一生もののトラウマになるぞ。

 
 「ナニを馬鹿なことを言っているんだい?

  しっろう君は僕とくんずほぐれつ、シッポリと濡れ合うんだよ!」


 よしフィナ、迷わず逝け。

 寧ろオレが引導を渡してやる!


 「オイオイ、お前等オレの久しぶりの肉料理を台無しにするつもりか?

  ここら辺で止めとけって」


 うむ、このメンバーだと最後の良心だな青いの。

 動機がセイバーと同じような感じがひしひしとするが……。
 
 
 「なんだい君は? ……はっ!?
 
  ま、まさかこっちでのしっろう君の夜のお相手!?」


 「なっ!? んなわけ「へ〜そうだったんですかランサーさん?」……へ?」 


 青いのの言葉を遮るように桜の声がする。

 まさかこんなにも早くセイバーを!?

 と、セイバーを見れば……何やってるんだ?

 アホ毛を支柱にして棒が頭上に伸び、その先から紐でメロンパンが吊るされている。

 セイバーは必死にジャンプしたり手を伸ばしたりするが微妙に届かない。

 ……剣使えよ。というよりもあのアホ毛ってあんなに丈夫だったのか? 

  
 まあ、セイバーがパンをゲットするころにはオレは川を渡っているだろうな。

 後ろから青いのとフィナの断末魔の叫びを聞きながらお決まりの現実逃避を始める。

 ああ、今日平日なんだから授業あるじゃん。







 「……よし! 衛宮士郎!

  って、この惨状はどう言うことだ?」


 うぬぬ、赤いの。この時間まで何考えてたんだよ?

 
 「ふむ。どうやら私が手を出す必要性が全く無いようだな。

  ん? もうこんな時間か……さて、今日は何を作ろうか」 


 そう言いながら料理を作りにいく赤いの。 

 出来ればこの影をどうにかしてくれよ。

 ついでにオレの周りで真っ白になって寝ている連中も引き取ってくれ。

 
 「ふふ、流石はシロウの家族だな。中々楽しい余興だったぞ」

  
 オレの横で寝そべり、クスクスと笑いながら言うアルトさん。

 この惨状になった過程を余興ですますってどうよ?

 あ〜、考えるだけ無駄か。

 よし! 赤いのが料理を作り終わるまで寝よう。

 うん、いいアイデアだな。

 と言うわけでおやすみなさい。


 「ああ、よい夢を」


 そう言ってオヤスミのキスをしてくるアルトを眠りにつく寸前に見たような気がする。








  続く……のか?



 ネタ
 >オンドゥルルラギッタンディスカー(本当に裏切ったんですかー)
 私は知りませんが仮面ライダー剣の第1話で主人公さんが言ってたセリフが、
 このように聞こえたそうです。

 >逃げなきゃ駄目だ。
 エ○ァのシ○ジ君の口癖、「逃げちゃ駄目だ」より

 >あばよ! とっつぁん!
 ルパン三世より



戻る