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 注意1:fateもしは電波製なのです。

 注意2:一部のキャラが原作とは性格が異なる場合があります。

 注意3:今回の前振りは倫敦です。
 
 
  以上の注意点に気をつけ読んでもよいと思った方は下へどうぞ。





















 






 凛嬢倫敦滞在記


 「おーほっほっほ! どうかしら? ミス・トオサカ」


 ぬぬ、私に対して高笑いなんて……いい度胸じゃない!


 「くっ! ミ、ミス・エーデルフェルト。

  まさかこの程度で勝った気になっているのですか?」


 そうよ、料理一品の味が負けたからって何よ!


 「ふふ、何とでもお言いなさい。

  それも……確か貴女の国で言う負け犬の遠吠えでしたかしら?
  
  にしか私には聞こえませんことよ」


 ……殺す。絶対にブッコロ!

 などと思っていたら。


 「ふう、お前たちの仲が良いのは十分わかった。

  だから……研究の邪魔をしてくれるな」

 
 こ、怖すぎです大師父。


 「も、もちろんですわ。ねえ? ミス・トオサカ」


 「え、ええ。そうですねミス・エーデルフェルト」


 「そうか。解ればそれでいい」


 その後またもくもくとバイクを組み立て始める大師父。

 一体どこら辺が研究なのだろうか?

 
 「くく、コヤツならライガのサンダーファングに勝てる!」


 ……大師父、熱いです。

 背後の炎がもの凄く熱いです。

 
 「ミ、ミス・トオサカ。そろそろお茶にしませんこと?」

 
 「そ、それは良い考えねミス・エーデルフェルト」


 直にでもこの工房から出ないと熱気で湯だってしまう。

 バイクいじりに熱中するんだから大師父もまだ若い。

 ああ、そう言えば士郎もバイクの改造とかしてたわね。

 ライダー専用の奴とか造ってたし……私も造ってもらおうかしら?

 アイツ今頃何してるんだろ。

 私が居なくて寂しさに泣いてたりして。

 ふふ、待ってなさい士郎!

 宝石剣を自由自在に使えるようになって直に戻るから!


 「ここはやはり宝石剣を使った半永久機関を付けるか?」


 背後からは第二魔法を単車に使おうなどと幻聴が聞こえてくる。

 ああ、絶対に幻聴だ。













       fate/stay night もし41


 「へ〜、ここが氷室の家か〜」


 「ああ。この人数だと少々狭いが何とかなるだろう」 


 確かにオレを入れて五人はちょと多いな。

 尤も、問題なのはオレ以外が全員女の子って所なんだが。

 一成と慎二を誘ったのだが嫌がって来なかったのだ、何でだろ?


 「鐘ちゃんの家に来るのって久しぶりだね」


 「そうそう、鐘の家はあんまり来ないよなー」


 そうなのか?

 まあ場所的に学校帰りに寄るとか休日に集まるとかしにくいからかな。

 
 「あっ! そう言えば昨日薪ちゃんが好きそうな風鈴を売ってるお店見つけたよ」


 むむ、急に話が飛んだな。

 三枝らしいけど。


 「ホント!? 何処?」


 「えっとねえ、新都の裏路地の小さなお店。

  確か……幻桃館だったかな?」


 幻桃館?

 ……幻桃館?

 …………幻桃館!?


 「さ、三枝。そこの店の店主って眼鏡かけた女の人か?」


 違っていてくれ、お願いだからこれ以上変な奴が出てこないでくれ!


 「えっ? そうだけど、衛宮君は知ってたの?」


 ジーザス! 

 赤い髪の魔女とどっこいどっこいの最悪の魔女がこの街に居るのかよ!

 ぬぬ、一度菓子折り持って挨拶がてら確かめに行くべきか。

 
 「ふーん。衛宮の知り合いって事はそっち関係の人?」


 「まあそうだな。尤もアレはもの凄く質が悪いぞ?」


 アレに比べれば遠坂なんて可愛いものだ。

 ……そう言えば遠坂って何時帰って来るんだ?

 まあ、宝石剣を自由に使えるようになってからだろうけど。

 
 「ほうほう、衛宮関係ってどういうことよ、美綴?」


 「ふん、薪寺には全く持って関係の無いことだよ」


 おう、二人の背後に鷲と黒豹が見えるぜ。

 三枝は……子犬ってとこか。


 「ね、ねえ衛宮君。それって遠坂さんも関係有るの?」


 「遠坂? え〜と。アレと知り合いだなんて聞いたことないな」


 寧ろアレと知り合いの奴なんてどれだけ居ることやら。

 ぬぬ、菓子折りに高級マスクメロンも付けるべきか?

 虎の字が居た時用に葬式饅頭も持っていくか。

 
 「おい。出来たぞ」


 台所から氷室がひょこっと顔を出す。

 へー良い匂いだな。これなら期待が持てそうだ。

 って、コレは何でしょうか氷室さん?


 「ん? 食べないのか? 確かヤモリは身体に良いと幻桃館の主が言っていたが」

 
 「あれ? 鐘ちゃんもあのお店に行ったことあるんだ」


 「ああ、去年の冬頃からあそこには行っている」


 去年の冬ですと?

 そ、そんな前からこの町にいたんかい!
 
 いやさ、そんなことより何故オレの飯だけヤモリがあるんだ!?


 「それはな衛宮。美津ちゃんが中々来ない衛宮にソレを食べさせろと言っていたのでね」


 美津ちゃんってあの魔女のことか!?

 そんな歳じゃないくせに……。


 「って、それでも酷くないか?

  これって一応オレに対する御礼じゃないのか?」


 「…………そうだったな」


 わ、忘れてたんかい!?

 何時も無表情の顔をほんの少し赤く染めてそっぽを向く氷室。

 うむ、珍しいモノを見させて頂きました。


 「うわっ! 鐘が恥ずかしがってる!?

  あ、明日は槍でも降るか!?」


 凄い良いようだな薪寺。

 見ろ、氷室が無表情で怒ってるぞ?


 「薪、お前にはコレをやろう」


 「え、何々?」


 「とくと味わえ。蜂の子ストライク」


 そう言って箸で持った生きた蟲を薪寺の口に放り込んで顎を上下させる氷室。

 
 「むぐ! むーむー!」


 グチャグチャと咀嚼音が聞こえてくるが……おう三枝の顔が青くなってますよ。

 美綴、三枝を……って気絶してるよ。

 妙に女の子してるな美綴。


 ゴックン!


 そして薪寺の喉が何かを飲み込む。

 
 「……こ、殺す気か!?」


 「いや、蜂の子は身体に良いんだぞ?」


 吼える黒豹に飄々とした態度で対応する雪女ってとこか。



 その後もアレヤコレヤで騒ぎ通しで凄かった。

 誰かが持ってきた酒を飲んで三枝が暴走したり、

 氷室と薪寺と美綴が何故か三竦み状態になったり兎に角凄かった。
 
 そして気がつけば九時を回っていてお開きとなった。

 まあ、楽しかったからモウマンタイだ。

 さて、帰ってからオレの命がどうなるかは解らんが。

 せめて明日の朝日が見れたら良いなー。
 







  続く……のか?


 ネタ
 >幻桃館&美津ちゃん&虎の字
 宵闇○燈草紙より



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