注意1:fateもしは電波製なのです。 注意2:一部のキャラが原作とは性格が異なる場合があります。 注意3:今回の前振りもネタを含みます、ご注意を。 以上の注意点に気をつけ読んでもよいと思った方は下へどうぞ。 それは有り得たかもしれない物語 他話「G○M」 ほう、此処が今回の奉公先か。 むむ前回と随分趣が変わっているな。 辺りを見渡せば……ビル郡に頭だけの物体やら変なのがわんさかいる。 そいつ等は突然現れたオレを警戒して遠巻きにオレを見ている。 そこへ、 「危ない! 其処の人!」 オレの普通よりもいい聴覚が大音量により一時的に麻痺する。 うるさいな。 しかもその声で警戒していた奴等が一斉にオレに向かってくる。 ふむ、この程度の動きでは彼の大陸では生き残れんよ。 前回の世界を思い出しながら両手に持った双剣でその全てを屠る。 「なっ!?」 聞こえてくる先程と同じ人物だろうモノの驚愕の声。 その方向を見れば……巨大ロボット? ぬぬ、SFな世界かここは? まあそんな事はどうでもいい、それよりもオレが仕えるべき主を探さねば。 今回の仕事も前回同様守護者としてのものではなく、 言ってみればオレの趣味的な仕事である。 「あの……貴方何者ですか?」 巨大ロボット?から降りてきた二人の内、"外見的には無害"そうな少年がポヤヤンと話しかけてくる。 もう一人は意思の強そうな少女であり、携帯用の銃を持って警戒しながら少年の後ろに控えている。 ……どうやらこの少年の方がオレの主らしい。 オレの胸の執事回路がそう訴えている。 「これは挨拶が遅れ失礼しましたマスター。私はエミヤ、本日付で貴方の執事となる者です。 以後お見知りおきを」 そう言って頭を下げる。 挨拶をされた二人はきょとん、としている。 むむ、反応されないとオレ的に悲しいのだが。 やはりここはインパクトを狙って師匠直伝の挨拶をしたほうが良かったか? ……次の機会に試してみよう。 その後、二人が再起動を果たしたのはオレがお茶を淹れ終えてからだった。 さて、この世界……どれ程楽しめるかな。 オレは師匠から授かった数々のおちょくりの技を思い出しながらそう考えていた。 fate/stay night もし43 「ぬ〜、執事な赤いのか……」 最近慣れてきた夢の中の存在に対して色々考える。 そう言えばオレもアルトのとこやルヴィアのとこで執事っぽいことやってたな。 そして、オレの可能性の一つが赤いのであるならあの執事もそうだと言える。 むむ、意外と複雑だな。 「しっろうく〜ん♪ 今日も朝からラブゲッチュ!」 とりあえず夏の夜の蚊の如くプーンと飛んでくるフィナを赤い魔女直伝の踵落し、 "トマホーク"で迎撃する。 技の名前についてはアレがその場の気分次第でつけるので突っ込みは不要だ。 「グベラは!」 とても人の形をしたものから出たとは思えない声をあげて床に撃沈する変態。 まあ、蚊と同じでその内また発生するだろう。 しかし……朝から吸血鬼が元気に飛び回るってどうよ? 「シローおはよー!」 ぬぐはっ!? ロリ姉の如く俺の腰に凄まじい衝撃を伴ったタックルをしてくるアルト。 ……淑女としてそれはどうかと思うぞ? しかも何気にフィナをふんずけてるし。 「えへへ〜実は今日からちょっと妹のとこに顔をだそうと思ってね。 朝からシロウに挨拶に来たのよ」 妹ね……アレか? 真祖の姫君? そう言えば極東に蛇を殺しに来たとか何とか? 「ふーん、じゃあ直に行くのか?」 「うん、アポ無しで行かないと驚いた顔を見れないし」 はっはっはっ、その場で殺し合いにならなきゃいいけどな。 「じゃーねーってフィナ? いい加減に起きないと……オシオキフルコースよ?」 「ご冗談をアルトルージュ様、僕は貴女が呼べば直にでも起きますよ」 おおう、頭の打ち所が良かったかフィナ? 滅茶苦茶まともじゃないか。 「ふふふ、しっろうくん。僕がいなくて寂しかったら何時でも呼んでくれたまえ。 何光年離れていても即座に駆けつけるよ!」 「ああ、絶対に呼ばないから安心して逝け」 そんなこんなでアルト一行は嵐の如く去っていった。 見送りを済ませた俺は居間に向かう。 赤いのが既に朝食を作っているようで、いい匂いが廊下にも届いてくる。 ……もしや正義の味方よりも執事や家政夫の方が天職なのか? 「あれれー? アルトちゃん達は?」 もぐもぐご飯を頬張りつつ虎が尋ねてくる。 しかし、よく正確に発音できるな。 あっ! 今セイバーが藤ねえの皿からおかずを掠め取ったぞ……。 本気で極めるきか格闘ディナー!? 「アルトなら妹に会いに行ったぞ」 「何? ちょっと待て衛宮士郎。アレの妹と言うとまさか……」 まあ、知ってるよな赤いのなら。 「おう、確かアルクェイド・ブリュンスタッドだったかな?」 「あ、あれか……うぬ、思い出したくも無い」 「へーアルトちゃんって妹がいたんだー。 きっともの凄くかわいい子よね」 赤いのは苦渋に満ちた顔、藤ねえは満面の笑顔で比べてみていると少々楽しかったり。 「うむむーこれ以上私とキャラの被った子は必要ないよー!」 安心しろロリ姉、真祖の姫はグラマーらしいぞ? 「あれ? じゃあフィナさんとリィゾさんも一緒についていったんですか?」 「そうだけど……あの二人がいないと何か不都合でもあるのか桜?」 そう言えばよくフィナと桜は一緒にいたなー。 「フィナさんって凄いプロポーションがいいじゃないですか? だからその秘訣をよく聞いてたんですよ。 それでリィゾさんは料理が上手だから色々聞いてたんです」 ……まあ、どう言うわけか見てくれはいい方だからなアレは。 それに他の二人が料理を出来んから必然的にリィゾが料理上手になってるし。 城に居る時も何かとお手伝いさん達に混じって料理とかしてたしな。 「むー、じゃあプライミッツちゃんも行っちゃたの?」 「プラ犬の飼い主はアルトだからしょうがないだろ?」 プラ犬がいなくなって不満そうにする藤ねえ。 まあ何だかんだで動物好きだからな……何の犬種に見えてたかは知らないが。 「でも待た来てくれるんでしょ?」 「まあ気が向いたらまた来るんじゃないか?」 アルトも何だかんだでこの家が気にいったみたいだし。 「まあいっか。ってセイバーちゃん!? 私のおかずを盗ったでしょ!?」 「む、人聞きの悪いことを言わないで下さい。 そもそも、戦場では油断する方が悪いと決まっています」 突っ込み所が多いな。 何時から家の食卓は戦場になったんだよ。 「ええいセイバーちゃん! 何で私のお皿からばっかり持ってくのよ!?」 「シロウやサクラ、それにアーチャーにはお世話になっていますから」 主にと言うか食事関係だけのような気がするぞ? 「じゃあイリヤちゃんとかライダーさんからでもいいじゃない!?」 「あの二入は基本的に隙がありませんから」 戦術の基本だな、弱い所を攻める。 本来のセイバーならやらない戦法だが……こと食卓では話が違うらしい。 ……まさか円卓の騎士ならぬ食卓の騎士等と言わないだろうな? 「シロウ、すみませんがお茶をお願いします」 食事時は静かなライダー、と言うより通常時は静かだ。 「私にも頂戴」 ロリ姉も便乗して言ってくる。 まあ、結局全員分淹れることになるんだろうから構わないが。 「あいよ」 何と言うか……平和だ。 続く……のか? ネタ >前振り ガンパ○ードマーチより ヒロインさんとヒーロー。