注意1:本編と違い士郎君の一人称ではありません。 注意2:こんなのは私のキャス子さんじゃないと思った方はどうかお忘れ下さい。 注意3:オリジナルというか電波設定です。矛盾点は気にしたら負けです。 fate/stay night もし外伝3 今日も朝からキャス子さん interlude 外伝3 「ふう、今日も絶好のお洗濯日よりね」 私はキャスターのサーヴァント。真名はメディア。 マスターは渋くて寡黙なマイダーリン宗一郎様♪ 私は良妻として今日も今日とて宗一郎様が住む柳洞寺にて宗一郎様と私、 そして一成君をはじめとしたお坊様?方の着物を洗濯している。 龍脈の要にあるためここの門を叩く者が多いそうで洗濯物は毎日山積みである。 「おはようございますメディアさん。 何時もすいません私たちの分の洗濯物までやって頂いて……」 「おはようございます一成君」 柳洞寺の御住職の息子さんの一成君。 宗一郎様が教師をしている学び舎の生徒でもある。 容姿は整っているのに浮いた噂がないと御住職が嘆いていたのは最近のことでした。 「私はご厄介になっている身なのですからこれぐらい当然です。 それより、今日は少し遅くないですか?」 「これは一本とられました。 実は皆に内緒で夜遅くまで衛宮から借りた本を読んでいたんですよ」 衛宮士郎、奇想天外にも戦闘をほとんどしないで聖杯戦争を終わらせた変わった子。 彼には感謝している。 彼が聖杯戦争を収めてくれたため私は今でも宗一郎様の側にいられるのだから。 「ああ、衛宮君から」 「はて? そう言えば何時の間にか衛宮の奴メディアさんのことを知っていましたな」 実は下手をしたら殺しあうことになってました。 何て言えませんし……どう説明しましょう? 「……一成、遅いぞ」 私のピンチに颯爽と現れたのは私の王子様である宗一郎様。 「これは宗一郎、いや少々夜更かしをしてしまって」 「そうか、もう直朝食が出来る……メディアも早く来い」 そう言って現れた時と同様に颯爽と去っていく宗一郎様。 とってもかっこいいです。 「では私は小次郎殿とハサン殿を呼びに行ってから行きますので」 そう言って一成君は門の方へ歩いていく。 小次郎にハサン、私が呼び出したサーヴァント達。 同じサーヴァントである私が呼び出したせいか二人一緒に召喚されてしまったのは内緒だ。 どちらも龍脈の通る場所にしか行けないと言う不便さながら文句一つ言わない良いサーヴァント達だ。 「ん? 今日も朝からご苦労なことだな魔女」 頭上から声を掛けてきたのは金ピカ。 何でも四年程前から時々柳洞寺の屋根で日の出を見ているらしい。 おそらくサーヴァントだが戦う気は全然ないと言う変わった輩だ。 そもそも、この金ピカが今回の聖杯戦争は戦う必要が無いと教えてくれたのだ。 その点には多大な感謝をしている。 だが……その魔女発言だけは止めてもらいたい。 「ギルさん、その呼び方は止めて欲しいと何度も言っているでしょう?」 「ふん、我がどう呼ぼうと勝手であろう?」 毎回取り合ってくれないためこの会話は既に挨拶代わりになっている。 「今日は衛宮君の所へは行かないのかしら?」 「…………あの魔女の気配がこの島国に来たんでな。 しばらくは顔を出すのは止めて置く」 珍しく苦虫を潰したような顔で言う金ピカ。 それにしても魔女ですか……少々気になりますね。 「さて、今日の朝飯は何だろうな? 王としてはやはり朝の納豆は必需だと思うぞ」 そう言いながら寺の中に向かう金ピカ。 これも時々見る風景だ。 何でも御住職とはTVゲームを共にする仲間らしい。 それに最近は青の槍兵ランサーも来ている。 ランサー、唯一戦ったサーヴァント。 尤も、何時の間にかそんなことは無かったかの如く柳洞寺に顔を出すようになったのだが。 その理由としてはどうも小次郎とハサンと仲が良いからのようだ。 何でもまだ咲いてないのに花見にいってお酒を飲んだり、 一日中釣りをしていたりと遊んでばかりしているとか。 まあ、ギルさんが何時も食費などをこれでもかと収めてくれるので問題にはなっていない。 ……そのお金を稼ぐ手段が宝くじだったり競馬やスロットだったりするのがアレですけど。 今度小次郎にもやらせてみようかしら? 一応幸運はAなので黄金率をもっているギルさん程ではないにしろお金を稼げるのではないかと思う。 さてと、洗濯物もきりがいいのでこれ位にして私も朝食を食べに行こう。 宗一郎様は律儀に待っていてくれるので遅くなる事はできません! そう思いながら空を見上げれば雲ひとつない晴天。 今日はポカポカした良い日になるだろう。 ふふ、何て幸せな日々なんでしょう。 この生活が何時までも続く事を願いながら足早に愛しの人の下へと向かう。 Interlude out