注意1:この作品の弓さんはアーチャーではないです。

 注意2:これはfateもしとは一切関わりがありません。

 注意3:これは電波による二次被害作品です。

     fateもしを書いていて本編で使用不可な電波がきたため別の作品として誕生しました。


 以上を踏まえた上で読んでやってもよいという奇特なかたは下へどうぞです。





    











 



 

        それは有り得たかもしれない物語 そのきゅう



 side by 凛


 見られている。

 なんかこー注目されている?


 どういうことかしら……、

 
 今日もちゃんと身だしなみは整えてる筈なのに。

 気になって衛宮君に聞いたところ、

 彼等と一緒に登校しているかららしい。

 まさか十年通ってまだ学校と言う場所に未知の領域があるとは、


 凛ちゃんビックリ!


 …………コホン!


 それはさておき校門についていきなりやな奴に会ってしまった。

 間桐慎二、全く桜をなんだと思ってるのかしらコイツ。

 尤も私にそんなことを言う資格などないのだが……。


 それでもいい加減むかついたので声を掛ける、


 「おはよう間桐くん。
 
  黙って聞いていたんだけど、なかなか面白い話だったわ、今の」


 「え――――遠、坂?

  おまえ、何で桜といるんだよ」


 驚いてる驚いてる。


 その後からかうだけからかって、

 彼が逃げていき、彼の頭が少しぶれた。


 「痛っ!」


 なにかに叩かれたのか周りをキョロキョロしている。


 その下手人は解っている、バトラーだ。

 私にも知覚できない速さで手だけ実体化して彼を叩きまた戻る。

 はっきり言って少し呆れたが、

 彼の態度が我が執事的に気に食わなかったのだろう。
 
 だから、そっと小声で、

 
 「バトラー、ちょっとやりすぎよ」


 「何のことかな?

  私は君の後ろにずっと控えていたが」
 

 どうやら私はいい執事を持てたようだ。

 きっとそうだ、違いない。

 

 side by エミヤ


 ふむ、久しぶりの学校は新鮮さがあるな。


 そう思いながら遠坂の後ろに守護霊の如く漂う、

 オレは今見えていないはずなのだが……視線を感じる。

 彼女は……そう氷室鐘。

 忘れるはずがない、彼女とは……。

 いや、そんなことを考えるのは無意味か。
 
 彼女はオレの知る氷室とは別の存在だ。

 ……こちらを見ているのは、オレの存在には気づかずとも何か違和感を感じているからだろう。


 だが、それは大した問題ではない。

 問題なのは現在教室の前で授業をしている男、

 葛木何某、流石に名前は出てこなかった。

 アレには赤貧黒魔術師やその師匠に通じるものを感じる。

 
 すなわち暗殺技能、もしくわ戦闘技能だ。

 自然な中にあるほんの少しの違和感、

 昔のオレでは気づけなかったソレを今のオレは感じることが出来る。

 
 尤も葛木が聖杯戦争に参加していないのなら強かろうと関係ないのだが。

 
 ……ところで遠坂?

 何お前は内職してるかな、

 しかも衛宮士郎を魔術師にするためのスパルタ特訓法ってどうよ?

 時々ニヤケるのは優等生の猫を被るのなら止めたほうがいいぞ。

 かつての自分に本気で同情した。



 side by 凛


 遅い、衛宮君たら私を待たせるなんて良い度胸じゃない。


 「ふむ、すっぽかされたかなマスター」


 この執事は此方に漬け込む隙があると容赦なく突っ込んで来る。


 「そんな訳ないでしょ、

  衛宮君が私の誘いを断るとでも思ってるの?」

 
 「凛、それは自意識過剰と言うものだ」


 「うっさいわね!

  ちょっと黙ってなさい!」

 
 「女性のヒステリーは良くないと思うがね、

  っと解った黙っていよう」

 
 私が令呪をかざそうとする直前に黙る。

 やりにくいったらありゃしないわ。

 
 「凛、どうやら来たようだ」


 黙ってから数秒とせずに喋ってるし。


 「悪い、遅くなった」


 「本気で遅いわよ!」


 そんなこんなで今後の話をしていく。

 そしてふと気になった、

 
 「バトラー、もしかしてなんだけど。

  この結界を誰が張ったのか解る?」


 「ん? ああ、これはライダーだな。

  使用しているのは他者封印・鮮血神殿(ブラットフォート・アンドロメダ)

  だろう。ランクBの対軍宝具だ」

 
 なっ!?

 驚きを通り越して呆れるしかない、

 なんなんだこのサーヴァントは?

 
 「おいバトラー、そんなに簡単に解るものなのか?」

 
 衛宮君が私の疑問を聞いてくれた、


 「そんな事は無い、ただ一度これと同じものを見たことがあるだけだ」

 
 ってことは、


 「じゃあライダーの真名も知ってるの?」


 「いや、流石にそこまではな。

  会って見なければ解らんよ」


 会えば解るんかい!?


 本気で令呪でも使って洗いざらい喋らせようかしら?

 
 そんな事を考えている内に昼休みが終わる。

 
 
 side by セイバー


 今日は一日ほとんど寝て過ごした。

 起きたのは昼にバトラーの用意してくれたお弁当を食べたときぐらいだ。

 大変おいしかった……。

 
 その後、学校が終わる時間帯に起きシロウ達の帰りを待つ。

 しばらくするとシロウが帰宅した。

 どうやらリンとバトラーは遅れてくるらしい。

 シロウに学校でのことを聞き終えると、

 彼は唐突にこんな質問をしてきた、


 「なあセイバー。

  バトラーの事だけど、

  あいつのことで何か気付いたことってないか?」


 「バトラーですか?

  正直なところ得体が知れません、

  バトラーと言うクラスがあるのも今回始めて知りましたから。

  それに彼は複数の宝具を持っていて真名を特定できない。

  加えて、おそらく私と同等ぐらいの戦闘技術を持っています」

 
 そして、彼は私の無くした剣カリバーンも持っていた。

 前回のアーチャーもおかしすぎる程の宝具を持っていたが、

 彼も似たタイプの英霊なのだろうか?


 「あいつに直接聞いても教えてくれそうにないんだよなー。

  なんか遠坂に対してもたくさん秘密を持ってるみたいだし」


 その通りだ、彼はマスターであるリンにも自分のことを秘密にしている。

 私と違い彼はリンの実力を知った上でおそらく教えていないのだろう。

 考えれば考えるほど謎が深まっていく。

 ああ、そういえば彼はいたずら好きの老人に似たところがある気がする。


 彼に対する興味は尽きない。

 
 

 



 ネタ
 >赤貧黒魔術師やその師匠
 魔術師オー○ェンの主人公とその教師



 続く……のか?



戻る