注意1:この作品の弓さんはアーチャーではないです。 注意2:これはfateもしとは一切関わりがありません。 注意3:これは電波による二次被害作品です。 fateもしを書いていて本編で使用不可な電波がきたため別の作品として誕生しました。 以上を踏まえた上で読んでやってもよいという奇特なかたは下へどうぞです。 それは有り得たかもしれない物語 そのにじゅうなな side by 士郎 くそっ! 何だって言うんだ!? 衛宮士郎、現在ライブでピンチです。 「し、士郎。そっちは大丈夫なの?」 「いや、もう駄目っぽい」 「ふ、不覚でしたね先輩。 まさかこんな結果になるなんて……」 遠坂と桜もそろそろヤバイな。 イリヤとセラさんは既に戦線離脱している。 何故かリズさんは何時も通りの顔で未だに戦い続けている。 そして何より、 「どうした衛宮士郎、まさかこの程度で根をあげるきか?」 あの執事は化物か!? 絶対におかしい、断言できる。 何で……何でバトラーはセイバーとライダーの料理を食べて平然としているんだ!? 「ふむ、味はともかく破壊力に欠けるな……。 これでは幻想種を倒すには至らないだろう」 なにを平然と評価してるんだよ!? しかもコレで威力が少ないとはどういうことさ!? と言うよりも、幻想種を倒す料理って何だよ!? は〜、何か色々と世の中の不条理について一晩中語りたい気分だ。 「士郎、ゴメンネ……私、先に逝ってるわ」 そう言って倒れる遠坂。 ちょっと待てい! オレを置いて逝くな! って! 薄っすら目が開いてるし! タヌキ寝入りかよ!? 「先輩、私幸せでしたよ……ガク」 桜ーー!! お前さんもなんば言いよっと!! ガク、って口で言ってるじゃないか!? 「全く、人の作った物を食べて倒れるなんて失礼な」 セイバーさん、味見をしましたか? 甘いお味噌汁とか無味無臭のシャケの塩焼きはある意味拷問です。 「珍しく気が合いますねセイバー、その通りです。 サクラもリンもだらしない、幾ら私たちの初料理だからといって、 倒れるほど不味いはずがないじゃないですか」 ライダー、肉じゃがに"まな板"は普通入らないぞ? うっ! オレもそろそろ限界が近いようだ……。 親父、もうすぐそっちに逝くよ。 「む、大丈夫か衛宮士郎? 修行が足りないようだな……良し、このオルト○リエスをやろう。 なんかご飯が不味くなるという、四天王の銘のひとつだ」 そう言いながら剣を渡してくるバトラー。 四天王ってなにさ? って! ぬおっ!? 剣を受け取った瞬間から唯一まともだった白米まで不味くなったぞ!? おのれ執事め〜、兄貴だと尊敬していたのにこんなところで落とすとは……。 薄れ行く意識の中で妙に清清しい笑顔のバトラーが印象的だった。 side by 凛 えらい目にあったわね……。 まさかセイバーもライダーもあそこまで料理が駄目だとは思わなかったわ。 それを食べきったバトラーもアレだけど……。 「それで? セイバーとライダーのことだけどアンタに案でもあるの?」 「戦力の充実のことか……一番てっとり早いのはイリヤスフィールとの契約だな。 彼女の魔力量は桁外れだ、彼女なら英霊二人分ぐらいの魔力を供給できるだろう」 それは私も考えたのだが、 「問題は納得してくれるかよね……」 セイバーは堅物だし、ライダーも意外と融通がきかない。 それにイリヤが承服しなければ意味がない。 「もう一つは私と契約することだが……面倒だしな」 そうね、バトラーと契約すれば……すれば? は? けいやく? 誰が? バトラーが? 「……どう言うことよバトラー?」 事と次第によっては、私の音速の右がテンプルを打ち抜くわよ? 「主従の誓い、バトラーの能力ではなく私自身のスキルだな。 コレを用いれば私の魔力量が一気に増加する。 英霊の一人分ぐらいなら賄えるだろう」 なっ!? 「ちょっとアンタ! 何そんな便利な能力を黙ってるのよ!?」 ん? 一発と言わず五、六発逝っとく? 「しょうがないだろう、これはリスクが大きすぎる。 君の人生の幾分かが制限されるのだからな」 私の人生が制限される? 「どう言うことよ?」 「つまり―――――― ――――――と言うわけだ」 むむ、それって全然悪いことじゃないじゃない。 と言うか寧ろドンと来い? そんなことなら最初っから言いなさいよ! 「いいわよ、それでいきましょう」 「は〜、私の苦労だけが鰻登りしている気がするな……」 なに溜息なんてついてんのよ、幸せが逃げるわよ? 何かブツブツ呟いていたが決心がついたようだ。 「汝、我が主となり我と共に歩みたもうか?」 バトラーがそう言った瞬間私の令呪が光だす。 「ええ、私がアンタの主人だし。バンバン命令してやるわ」 私の物言いに対し彼は苦笑するだけで。 その間にも令呪から出た光が私の周りを飛び交う。 「契約はここに完了した。凛、君が我が主だ」 光が治まり、私と彼を繋ぐラインが明らかに変化する。 そんなこんなで私たちは二度目の契約をすることになった。 ……ところでセイバーとライダーを説得できなかったらこれって意味なし? 唐突にそう思ってしまった。 side by ??? 「この後はどうするのだ、魔術師殿?」 ハサンがそう聞いてきおった。 こやつにアサシンと言うと拗ねて答えてこんのが玉に瑕じゃが、 中々に役に立つので不問としておる。 「そうじゃな、そろそろ慎二が目を覚ます。 ワシも聖杯からの力を制御する為に少々眠らねばならん」 力は大きいが御するのに意外と大変であることこの上ない。 これが桜ならこれほど苦労はしなかったじゃろうが、 カカ、その分馴染みは慎二の方が上。 全く難儀なものじゃな。 「では魔術師殿が寝ている間は少年を何処かに監禁でもしていればよろしいか?」 「ああ、それでよい。 まあ、食事だけだしてやってくれ。 ワシの方に対する栄養補給にもなるからの」 「御意」 カカッ! 起きた後は順々サーヴァントに喰ろうて行けばいいだけ。 今はしばしの眠りにつくとするか……。 続く……のか? ネタ >オルト○リエス オー○ェンより