注意1:この作品の弓さんはアーチャーではないです。 注意2:これはfateもしとは一切関わりがありません。 注意3:これは電波による二次被害作品です。 fateもしを書いていて本編で使用不可な電波がきたため別の作品として誕生しました。 以上を踏まえた上で読んでやってもよいという奇特なかたは下へどうぞです。 それは有り得たかもしれない物語 そのにじゅうきゅう side by エミヤ 「……これはどう言うことですかバトラー?」 ふっ、セイバー。 ライダーに「私を捨てるのですか……?」と涙目で言われてみろ? たとえ執事と言えど抗えるものではないぞ? アレはある意味漆黒の魔狼の精神支配より抗いがたい。 だから抜き身の聖剣を向けるのは止めてもらいたいな。 「何か問題でもあるのですかセイバー?」 ライダー、セイバーを挑発するのは止めてくれ。 ついでに言うなら胸を押し付けるのも止めてもらいたい。 セイバーの視線に殺気がこもるじゃないか。 「……そう言えば貴女の真名はメドゥーサでしたね? だとしたら貴女の行いも頷けると言うものです。 この、泥棒猫! 女版ランスロット!!」 ……ランスロット卿ってそうなのか? 「何を言いますか!? 私が正妻で貴女が側室でしょう!!」 ふむ、茶がうまいな。 そう思わんか? 衛宮士郎? 「バ、バカ! こっちに話を振るな! オレにまで被害が及ぶじゃないか!!」 ぬ、以前の料理の時の事を根に持っているのか? 心の狭い奴だ。 そんなことでは遠坂を落とせないぞ? 「バトラー、アンタ実はタラシじゃないの?」 「そうですよバトラーさん。ライダーとセイバーさんの両方だなんて……」 失礼だな遠坂、オレは執事だぞ? 執事がタラシなわけ無いだろう。 それにタラシは既に死語ではないのか? そして桜、いずれ衛宮士郎がそうなるぞ? いや、この時点で遠坂と桜にイリヤで三人じゃないか。 「バトラー、タラシ」 リーズリット、このSS内で初めての発言がソレとは如何なものかな? 「それで、バトラー様はどうしてこのようなことをなされたのですか?」 セラ、君は真面目に聞いてくるな。 「私としては二人のどちらかを選ぶという行為が納得できなかった。 だから二人に聞いてみて決めたのだよ。 それに……私は欲張りでね」 たとえ二人を縛ることになったとしても失いたくないのだ。 これがオレの我侭でしかなく彼女達をもしかしたら傷つけてしまうとしても……。 「でも、結局これって二股よね?」 イリヤ、何時からそんなことを言う娘になったかな? お兄ちゃんは悲しいぞ。 side by 士郎 ブンッ! ドカッ! 「痛ぅ……!」 脳天直撃セガサ○ーンと言った具合にセイバーの面を食らった。 痛い、正直メチャクチャ痛い! 今日は何時もに増して厳しいぞ!? やっぱさっきのライダーとのアレのせいか? だとしたらバトラーのせいだな。 「セ、セイバー。できればもう少し手加減を……」 「何を言っているのです! 短期間で出来るだけ強くなりたいと言ったのは貴方の方でしょう!? さあ、次を始めますよ!」 ふっ、遠坂、桜、イリヤ……ついでに藤ねえ。 オレもう駄目かも……。 「もう諦めるのか? 衛宮士郎」 などと考えていたら元凶がきやがったよ……。 「この野郎! お前のせいだろうが!?」 「そうか? 私は特に何もしていないはずだが……」 コ、コイツはーー!! 「セイバー、少し休んでいたまえ。 衛宮士郎の面倒は私が見よう」 ……は? なんでさ? 「む、私なら疲れていないので大丈夫です!」 そうだ、もっと言ってやれセイバー。 正直バトラーと戦うのはちょっと怖い。 「セイバー、ここに何故かお茶セットがあるのだが」 「任せましたよバトラー。やはり私も少し疲れているようだ」 …………マジですか? それで良いんですかセイバーさん!? 「さて衛宮士郎。私は人にものを教えるのは苦手でね。 セイバーよりも厳しい実戦形式で逝くぞ?」 苦手なら止めとけよ! って何真剣を持ってるんだ!? 「言っただろ? 実戦形式だと」 「実戦にも程があるわ!?」 コイツ、ここでオレを殺す気じゃないだろうな? 「お前が使うものは投影で出すがいい。 魔術の訓練にもなるし両得だろう?」 いいえ、死ねます。 投影しつつ戦うなんて本気で死ねますよ!? 「では逝くぞ」 「って! マジか!?」 まだ剣を用意してないぞ!? 「大マジだ」 こうなったら意地だ! 絶対に執事に一泡吹かせてやる!! side by ハサン 「少年……シンジ殿。食事の準備が出来たぞ」 久方ぶりの料理に知らず知らず熱が篭ってしまった。 「……お前……ハサンか?」 「……そうだが、何か至らぬことがあるだろうか?」 あの黒尽くめの服装はダメだと言われたため、 少々窮屈だがシンジ殿の妹の服を無断で借りたのだが……。 「……メチャクチャ怖いぞ。 って言うか、何で桜の服を着てるのさ?」 「料理をするものは女性、と昔は決められていたので」 「……じょ、冗談にしては笑えないよハサン」 「私は至って真面目なんだが……」 やはり変だったか? 身体にフィットした黒服の上から通常の服を着るのは? 「そもそもその白い面が怖いんだよ。 それにその全身タイツ見たいなのは脱げよ? そうしないと怖さ倍増だ」 むむ、そうすると素顔を見られるし、 下着を着けない派の私としては心もとないのだが……。 「善処しよう。 ……着替えてくるが、料理が冷めてしまう。 先に食べていてくれ」 「ああ、解ったよ」 そう言って階下に降りていくシンジ殿。 さて、着替えるか。 続く……のか?